月刊ショータ

元電通コピーライター。ずっと自称コラムニスト。著書『広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?』、『カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で』

2008-01-01から1年間の記事一覧

「地元で生きて、地元で死んでいく彼らへ」

年末に立て続けに同窓会があって、なんだか形容しがたい不思議な気持ちでこれを書いております。月曜日に中学の同窓会、火曜日には高校の同窓会。後者は幹事団が半年以上も準備して実現してくれた大規模なもので、それは素晴らしいイベントになった。 でも、…

「三十三才の誕生日に、また言ってはいけないことを言おう」

会社でセクハラの意識啓蒙ビデオを見せられた。内容は、いわゆる「えっ、こんなこともセクハラなの!? どうして?」という、男性社員が犯しがちな事例集とその解説のかたちで構成されていた。 それを我々社員は、失笑と苦笑でもって鑑賞するのだが、その中…

「衆院解散前に先手マニフェスト(続き)」

前回に引き続き、マニフェストをお送りします。 【声出し禁止】 これを見て、どうせスケベな話だろうと想像された方は、お間違いです。 先日、うちのおかんがドイツに旅行に行った。おかんが泊めてもらった同級生の旦那さんがドイツ人で、元々はシェフ、その…

「衆院解散前に先手マニフェスト」

政治のことはよくわからんし、経済のことも興味ないので、勝手なことばかり言わせてもらうが、まぁオバハン議員の「台所感覚」よりはマシだろうと思うので、僕のマニフェストにお付き合いください。別に、将来立候補とかするつもりはありません。 【所得は十…

「くだらないコメディをまじめに語る」

日本では、アメリカンジョークというと、考え落ちの小咄みたいな「あんまり笑えない笑い話」というような受け取られ方をしているフシがある。それは国民性というか、文化の違いによってある程度仕方ないのだろうけど、僕はアメリカのユーモアセンスが大好き…

「夢想の詩」

僕は職業として広告を作ることをしているのだが、やっている側としてはこれはなかなかおもしろい仕事ではないかと思う。色々不満もあるし、人間関係とか力関係とか複雑な事情とかにがんじがらめで思うようにいかないことばかりだけど、サラリーマンが「オモ…

「ヒミツの公式」

そりゃ、ワタクシだって、若くてキレイな女性が好きなのだが、若くてキレイなだけの女性は嫌い、という相反する気持ちがあり、僕は日々、ほぼ関わりもないのに勝手に苦しみながら生きている。 若くてキレイな女性が好きなことについては、大概の方々のご理解…

「思ったほど白くなかった僕たちのこと」

世界的に有名な野球選手に、メジャーへ移籍したばかりの日本人選手について、「彼をどう思うか」などと質問する記者。 同様に、グラミー受賞アーティストに、日本人歌手について意見を訊くレポーター。「ウタダを知っているか」みたいに。 「人種差別するわ…